セルフエスティームとは
自分を誇りに思い、他者からも充分に認められているであろうという
自負心(じふしん)・自尊心(じそんしん)
自分自身に対するイメージを、自分でどのように評価しているかということで、個人の生産性やストレスなどとも非常に関係がある。
つまり、自分に対するポジティブな自己評価の状態のことです。
セルフエスティームと生産性
・セルフエスティームは個人の生産性に大きく影響する
・セルフエスティームが高いと、ストレスなく自分自身でいることができ、意思決定や対人関係において柔軟性を持ち、相手のことを第一に考えることができる。
自分自身の考え方に偏ったこだわりを持つこともなく、他者の意見を受け入れ、創造的で生産的な行動をとることができる。
・セルフエスティームが低いと、頑張って成果を出そうとするが、他者との協業を拒んだり、過剰なプレッシャーを自分自身に課してしまい疲れが溜まる。
反対に自ら何もすることなく流れに身を任せてしまったり、物事に対して批判的で、自分自身をすぐに諦めてしまう。
セルフエスティームを構成する要素
・自己重要感
自分には価値があり、周囲に貢献し、また周囲からも必要とされているという実感。
⇒やる気、集中、他者との協力の仕方に影響
・自己有能感
自分は社会や人生に適応できる能力があるという実感。
⇒意思決定、自己統制、リーダシップに影響
・自己好感
自分は自分であり尊い。自分自身を受容できているという実感。
⇒コミュニケーション能力、自己成長に影響
セルフエスティームの高い人
・何事にも自信を持って取り組む
・新しい環境にもすぐ慣れる
・周囲への気配りが自然とできる
・他者にあたたかく関わる
・活力がある
・状況に応じて物事に対応ができる
セルフエスティームの低い人
・自身の無さから仕事を任されても負担と思う
・好感が低く冷たい印象を与える
・活気がなく、暗い印象
・人に依存する
・周りのせいや環境のせいにする
セルフエスティームの高め方
・胸を張る(姿勢を良くする)
・常に平常心
・適度な運動
・自分を責めない
・人と比べない
・完璧主義をやめる
・人に優しく接する
・成功をイメージする